作品概要

キューピッドとプシュケ》は、画家のアンソニー・ヴァン・ダイクによって制作された作品。制作年は1639年から1640年で、ロイヤルコレクションに所蔵されている。

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『キューピッドとプシュケ』はアンソニー・ヴァン・ダイクが1639年から1640の間に制作した油彩絵画で現在ロイヤルコレクションに所蔵されている。この作品はヴァン・ダイクがチャールズ1世の宮廷画家として描いた現存する唯一の神話絵画である。

キューピッドとプシュケの物語をキャンバス上に描いたシリーズの1作品とされ、グリーンウィッチにあるクイーンズハウスの為にオーダーされたとしている。また、巨匠のルーベンスや、ヤーコブ・ヨルダーンスもこのプロジェクトに参加した。

この作品は未完であり、それが作品に額のない理由として説明される。一方、1641年の4月から5月の間のマリー王女とオレンジ公ウィリアム2世の結婚祝いの一つとして制作されたという説もある。この作品ではヴァン・ダイクの愛人マーガレット・レモンがプシュケのモデルとして描かれていると言われる。

渦巻く衣服や力強い大胆なタッチの木に対して、キューピッドの繊細で細いカールした髪の毛や羽は軽めのタッチで描かれている。この自由な筆使いはイタリアのべネツィア派であるティツィアーノの鮮やかで詩的な描写から影響を受けているとされる。この親密さと緊迫した状況は、シンプルでありながら目を引くコントラストである。

キューピッドの温かい肌や衣装の色合いは、プシュケの肌や布の冷たい色合いと対比している。この眠ったプシュケのからだに思わず触れてしまいそうな、キューピッドのスピード感とエネルギーが伝わってくる。まるでキューピッドが死の底から生を取り戻すかのような場面である。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンソニー・ヴァン・ダイク
  • 作品名キューピッドとプシュケ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1639年 - 1640年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ロイヤルコレクション (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ200.2cm
  • 横幅192.6cm
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