作品概要

幼児キリストと洗者聖ヨハネ》は、画家のアンソニー・ヴァン・ダイクによって制作された作品。制作年は1639年から1639年で、ロイヤルコレクションに所蔵されている。

詳細な画像を見る

幼児キリストと洗者聖ヨハネの題材は、主にルネッサンス時代のイタリアや低地帯諸国において最も人気がある題材の1つである。定かではないが、キリストの幼少時代を記載した文章に由来しているとされている。

この作品では幼児期のイエスにひざまずいたその聖ヨハネと、彼の身体を寄せながら口づけをしようとする幼児キリストを描いている。幼少期の洗者聖ヨハネがエジプトへの国外追放から戻ったいとこのイエスに挨拶する場面である。キリストのここでの特徴は十字架が乗った地球儀で、これは世界中におけるキリストの救済力を表すシンボルとされている。

聖ヨハネの足元には、荒野にある植物のアシで作られた十字架が置いてある。また地面に転がる巻物には、聖ヨハネの福音書内に記述されている聖ヨハネの言葉がつづられている。巻物にはキリストについて言及しており、「神の子羊(イエス・キリスト)を見よ。世界中の罪業を取り除くであろう。」と書かれている。

この小さな宗教画はおそらく英国ノーサンプトンシャーのランポートホールにある絵画を再現しサインを入れたものとされている。どちらのバージョンにおいてもヴァン・ダイクが1641に最期を迎える直前の年号が書かれている。17世紀を象徴するヴァン・ダイクはバロック期のフランドルの巨匠ルーベンスから多くを学び、後に英国のみならず西洋諸国における肖像画の模範的な画家として活躍した。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家アンソニー・ヴァン・ダイク
  • 作品名幼児キリストと洗者聖ヨハネ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1639年 - 1639年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ロイヤルコレクション (イギリス)
  • 種類油彩
  • 高さ75.8cm
  • 横幅60.4cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 幼児キリストと洗者聖ヨハネの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。