作品概要

聖母子と寄贈者》は、画家のヤン・ファン・エイクによって描かれた作品。制作年は1440年から1441年。

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『聖母と寄贈者』又の名を『マドンナとメルベク』は画家ヤン・ファン・エイクの生涯おそらく最後の作品となった大規模な三連祭壇画であるが、現在原画は行方不明である。(フランス革命で壊されたとの説もある)

銀筆複画とレプリカ

今日この作品が知られているのは1757年から1760年にかけて作られたレプリカと、同じくその時代に作られたいくつかの銀筆複画のお陰である。

その銀筆複画の一つがペトルス・クリストゥスと彼の工房で働く画家達によるものであり、現在ドイツのニュルンベルクにあるゲルマン民族博物館に所蔵されている。

原画の主題

原画はニコラス・メルベクが、ベルギーのイーペルにある聖マーティン修道院の為に依頼したものであり、1445年に納められた。15世紀半ばの三連祭壇画には寄贈者は脇の翼に描かれることが典型的である為、この作品のように真ん中のパネルに寄贈者が登場することは稀である。

18世紀の複画では聖母がヴォールト様式の天井がある大聖堂に立ち、緋色のマントを羽織っている。聖母は子キリストを腕に抱え、その前に寄贈者であるメルベクが跪く。メルベクは豪華に刺繍された緑のコープを羽織っており、右手に時禱書を左手に王笏を持っている。

サイドの翼には「燃えているのに燃え尽きない柴」「ギデオン」「エゼキエル」「アロンの杖」などの、カトリック教会の教義である『無原罪の御宿り』に関する逸話が描かれている。

祭壇画が閉じると、外部の翼にはグリザイユ画法を用いた『天の聖祭壇』が描かれている。

基本情報・編集情報

  • 画家ヤン・ファン・エイク
  • 作品名聖母子と寄贈者
  • 制作年1440年-1441年
  • 製作国不明
  • 所蔵不明
  • 種類油絵
  • 高さ172?cm
  • 横幅99cm
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