作品概要

生命の樹》は、画家のグスタフ・クリムトによって制作された作品。制作年は1905年から1909年で、オーストリア工業美術館に所蔵されている。

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グスタフ・クリムトによる「生命の樹」は、テンペラ技法による壁画である。

本作は、ストックレー・フリーズの一作である。ストックレー・フリーズとは、コレクターのアドルフ・ストックレーがウイーン分離派でウイーン工房の創設者であった建築家のヨーゼフ・ホフマンに作らせた邸宅の装飾として描かれた作品のことである。

これらはブリュッセルに建てられたストックレー邸の食堂に壁画の形で書かれ、本作に用いられた技法も、乾きやすく落ちにくいテンペラによるものである。ストックレー邸の内部はモザイクや様々な芸術作品によって装飾されていたと言われており、クリムトのみならず、ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユングニッケルなど、複数の芸術家による作品の蓄積・共作がなされていたと言われている。

こうした、建築家、芸術家、そして装飾家による共同制作もまた、ユーゲント・シュティール(ドイツ語でのアール・ヌーボー)の特徴である。ストックレー邸の食堂用にクリムトが描いたスケッチが、ウイーンにあるオーストリア応用美術博物館に所蔵されている。

これらのスケッチパネルは、個々で見るのと一緒に見るのとでは全く異なった印象を与える。その様式は、ビザンチン王朝のモザイク芸術から、日本の浮世絵芸術まで、様々な芸術から影響を受けている。しかし、その中でも最も強い影響を受けていると考えられているのが、エジプト文化であり、本作品においても様々な装飾模様が見て取れる。

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基本情報・編集情報

  • 画家グスタフ・クリムト
  • 作品名生命の樹
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1905年 - 1909年
  • 製作国オーストリア
  • 所蔵オーストリア工業美術館 (オーストリア)
  • 種類テンペラ
  • 高さ138.8cm
  • 横幅102cm
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