作品概要

サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像》は、画家のジョット・ディ・ボンドーネによって描かれた作品。制作年は1290年から1295年で、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会に所蔵されている。

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『サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像』はイタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネが1290年頃に作成し始め、1295年頃に完成させたと言われているテンペラ画作品である。この作品は現在イタリアフィレンツェのサンタ・マア・ノヴェッラ教会の身廊にて展示されている。『サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像』はジョットが描いた最も古い十字架像の一つである。

『サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像』は暫くの間、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から離れていたが、2000年に再度教会に戻った。現在、この十字架像は教会の中心部分に飾られており、神の規則を象徴するよう高い位置にて吊るされている。この作品はフランシスカンの精神に影響されているため、栄光よりも愛をテーマとして強調している。その為、使われているカラーは主に黒、白そして赤である。黒は死、白は純潔、そして赤は血と情熱を象徴する色である。

ジョットはこの作品の中にも自然主義とリアリズムの要素を取り入れている。従来のビザンティン美術の理想的なフォームとは離れているが、この絵には実際の生活により近い、現実的な光景が描かれている。ジョットの他の十字架像作品と同様に、釘付けされているキリストの体は重力による影響で少しぶら下がっており、膝は特定の角度に曲がっている。それに加え、この絵の光と影は細いフィラメントによって描かれている。細いフィラメントを使うことによって明暗の差別をより簡単に描けるようになり、光加減の調整がよりリアルなものとなる。

基本情報・編集情報

  • 画家ジョット・ディ・ボンドーネ
  • 作品名サンタ・マリア・ノヴェッラの十字架像
  • 制作年1290年-1295年
  • 製作国不明
  • 所蔵サンタ・マリア・ノヴェッラ教会
  • 種類テンペラ・板
  • 高さ277cm
  • 横幅225cm
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