作品概要

ステファヌ・マラルメの肖像》は、画家のエドゥアール・マネによって描かれた作品。制作年は1876年から1876年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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マネの親しい友人であった詩人マラルメの肖像画は、マネが1867年から1868年に描いたエミール・ゾラの肖像と対照的に描かれている。エミール・ゾラの肖像画では、マネはモデルの周囲に配置されたものやゾラの輪郭を注意深く集中して描いている。一方、マラルメの肖像には、地味な壁紙のみを背景に、肘掛け椅子でくつろいで本を読みながら葉巻を吸うマラルメが描かれている。

マネの注意はモデルの人物のみに集中して向けられている。この小さな絵は、非常に素早く描かれ、おそらくマラルメがモデルとしてポーズをとったのは一度のみであるが、親友への愛情が込められた肖像画である。10歳年下のマラルメにマネは1873年の後半に出会った。二人は、毎日のように会うのが習慣であった。

マラルメは1874年に「1874年の絵画審査員会とマネ氏」を、1876年に「印象派とエドュアール・マネ」というマネの作品に関する評論を発表しており、マネは、マラルメの1874年のエドガー・アラン・ポーの『大鴉』の散文訳のイラストと1876年4月に出版された『半獣神の午後』の木版画の挿絵を制作した。マネの志と手法に関したマラルメの理解は正確で鋭い。

彼は、「もしすべての要素が調和していて、もしもう一筆付け加えることで簡単に壊れてしまう魅力があったとしたら、何が未完成の作品なのか?」と書いている。マラルメの容姿と性格を一切の無駄を付け加えずに雄弁に語るこの絵がその問いの答えになりえるだろう。

基本情報・編集情報

  • 画家エドゥアール・マネ
  • 作品名ステファヌ・マラルメの肖像
  • 制作年1876年-1876年
  • 製作国不明
  • 所蔵オルセー美術館
  • 種類油彩 カンヴァス
  • 高さ27cm
  • 横幅36cm
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