作品概要

パレットを持った自画像》は、画家のエドゥアール・マネによって描かれた作品。制作年は1878年から1879年で、個人蔵に所蔵されている。

詳細な画像を見る

マネの作品は、過去の芸術家の作品をほのめかしているのにも関わらず、自身の個性と自由な筆遣いに特化した、とても近代的な絵画である。この作品は、ベラスケスが作品『ラス・メニーナス』中に描いた自画像に特にインスピレーションを受けている。

様々な有名コレクターに所有されてきたこの作品は、ごく最近では、2010年6月22日にサザビーズにて2948万ドルで落札されている。この83x67cmの絵画は、画家エドュワール・マネの半身像である。

マネは画家である自分を、パリの粋な遊び人として、暗い背景の前に描いた。この絵の中のマネは、黒いシルクハットをかぶり、白いシャツに茶色のジャケットを着ているが、この白いシャツは襟の部分しか見えない。背広の上着のネックラインは、ネクタイピンで留められた黒いシルクのネクタイを覆っている。右側には、筆先に赤い絵の具が付いた木製の筆を持った手がぼんやりとだけ描かれている。

左手は他に3本ほどの筆とパレットを持っている。その他には何も描かれていない。人物は左側から照らされており、左腕の下と顔の右側半分に影を作り出している。姿勢は少し右に傾いており、それにより、身体の前面と左半身よりも右半身が暗く描かれている。

画家の眼差しは、直接この絵を見る人に向けられている。マネはほぼ間違いなく左利きではないので、この絵は鏡に映った像である。

基本情報・編集情報

  • 画家エドゥアール・マネ
  • 作品名パレットを持った自画像
  • 制作年1878年-1879年
  • 製作国不明
  • 所蔵個人蔵
  • 種類油彩、カンヴァス
  • 高さ83cm
  • 横幅67cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • パレットを持った自画像の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。