作品概要

ホワイト・ライト》は、画家のジャクソン・ポロックによって制作された作品。制作年は1954年から1954年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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「ホワイト・ライト」は晩年の作品であり、1954年に制作された。1952年以降、「ドリッピング」(塗料を撒き散らして滴らせる技法)、「ポーリング」(塗料を注ぎ掛けながら線を描く技法)など「アクション・ペインティング」による表現は控えめになる。黒を基調とした「ブラック・ポーリング」へ転換し、形象が復活する。

この時期、ポロックは、「アクション・ペインティング」から新たな絵画技法への模索、アルコール依存症より混迷していた。作品では、黒色がもつ光り輝き、非常に魅力的で、刺々しく、危険な魅力・魅惑が表現されている。キャンバス上層は、白黒の顔料をチューブから直接絞り出して、巻きつる状に線描している。下層は、絵筆を巧みに扱いながら、繊細な大理石模様(マーブル模様)が描かれている。

また、ポロックは、作品にアルキド樹脂エナメル(顔料とアルキド樹脂ワニスを混ぜ合わせた塗料)を使用している。作品は、1954年に完成した唯一の作品となる。晩年、新たな絵画技法への模索、制作活動へのプレッシャー、アルコール依存症の再発などの理由で、ポロックはスランプ状態に陥っていた。そして、1956年夏、自身の運転する自動車で交通事故を起こし、死去した。

現在、「ホワイト・ライト」はニューヨーク近代美術館(アメリカ・ニューヨーク州)にて展示されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャクソン・ポロック
  • 作品名ホワイト・ライト
  • 制作年1954年-1954年
  • 製作国不明
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館
  • 種類油彩
  • 高さ122.4cm
  • 横幅96.9cm
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