作品概要

》は、画家のジャクソン・ポロックによって描かれた作品。制作年は1938年から1941年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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「鳥」は初期の作品であり、1938年から1941年に掛けて制作された。この時期の作品は抽象表現主義(ニューヨーク派)やシュルレアリスム(超現実主義)の作風であり、作品の対象は変形して表現されている。ニューヨーク派は、1940年代から50年代に掛けてニューヨーク周辺にて活躍した抽象表現主義の芸術家グループであった。

初期の作品では、アメリカン・インディアンの砂絵、メキシコの壁画より影響を受けているといわれる。この頃、ポロックはアルコール依存症の治療として、ユング派の医師により精神分析や絵画療法を受けていたといわれる。絵画療法を通して多くの作品が描かれたが、薄暗い色遣い、密集した絵画空間が特徴的である。これは、不安定な精神状態を反映していると受け取れる。

作品では、羽を広げて休めている鳥が描いている。鳥は、金色の球体に止まり、両足を大きく広げている。金色の球体は、巣と考えられる。両足は胴体部分から切り離され、巣の下に描かれている。胴体部分は省略されている。非常に大きな目が特徴的である。足元には、左右に横向きの鳥の顔が描かれている。敵対関係の鳥と考えられる。

また、作品は、アメリカン・インディアンであるナボハ族の砂絵よりインスピレーションを受けたといわれる。ナボハ族の砂絵では、神聖な色とされる赤色・黄色・白色・黒色・青色が使われている。現在、「鳥」はニューヨーク近代美術館(アメリカ・ニューヨーク州)にて展示されている。

基本情報・編集情報

  • 画家ジャクソン・ポロック
  • 作品名
  • 制作年1938年-1941年
  • 製作国不明
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館
  • 種類油彩
  • 高さ70.5cm
  • 横幅61.6cm
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