作品概要

リュートを弾く少年》は、画家のフランス・ハルスによって描かれた作品。制作年は1623年から1625年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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17世紀オランダのハルスは純粋に一つの画風のみに注力した。それは、裕福な個人あるいは夫婦などや、人物のある風景など、ひたすら「人」を描いた。一般的に彼の肖像画は作家、市長、聖職者、貿易商人、知事など中流から上流階級の人々からの注文で描かれたものである。

たとえば、自身が所属する民兵隊の、少なくとも将校か下士官と思われるライフル銃兵達も、いくらか上流で裕福な階級の出身であった。ハルスはしばしば風俗画も描いた。

浜辺の漁師の子供や、八百屋の女、ハールレムの農夫など、才能を十分発揮した作品が数多く残っている。「リュートを弾く少年」は、若い男が彼の親指にグラスに残った赤ワインの最後の一滴を垂らし、宿屋の主人にお代わりを頼んでいる。その当時のオランダの諺の通り「ガラスは空です。演奏時間は終わりです。」と告げている様子を描写したものだ。

ハルスが原作者で有る事に疑いの余地はないが、肖像画はハルス自身によって加筆され、また更に後、修復されている。その箇所はシャツの襟と、親指の上にリュートの弦が交わっている箇所で、原画とは異なっている。

基本情報・編集情報

  • 画家フランス・ハルス
  • 作品名リュートを弾く少年
  • 制作年1623年-1625年
  • 製作国不明
  • 所蔵メトロポリタン美術館
  • 種類キャンバスに油彩
  • 高さ72.1cm
  • 横幅51.1cm
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