作品概要
《平和な王国》は、画家のエドワード・ヒックスによって制作された作品。制作年は?。

ペンシルヴェニア州の農家に生まれたヒックスは、幼い頃に母を亡くし、クェーカー教徒の家で育てられました。そのため、彼も進んで宗教に帰依し、巡回伝道者となりました。
ヒックスのクェーカー信仰は、時々、画家としての彼の活動と衝突しました。事実、彼は「俗世間」と関わったとして批判され、絵をやめたこともあったくらいです。ですが、クェーカーの教義をさまざまな見地から絵に描くことによって、信仰と絵の仕事を両立させたのです。
本作品は、同じ主題を描いた62点の『平和の王国』シリーズのひとつです。この作品は、ペンシルベニア州創設の時のウィリアム・ペンとレナペ族との間に結ばれた有名な協約を表現しています。
こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。