作品概要

月桂冠を着けた男の横顔》は、画家のデジデーリオ・ダ・セッティニャーノによって制作された作品。制作年は1460年から1460?年で、ルーブル美術館に所蔵されている。

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シーザー皇帝がモデル

浅浮き彫りの初老の男の凛々しい横顔は、ジュリアス・シーザー皇帝をモデルにしたといわれている。

理想の横顔像

顎下の皮膚のたるみ、くぼんだ唇が歯の抜け落ちていることを暗示し、首の動脈が脈打つ音が聞こえてきそうである。

まるで隅から隅まで知り尽くした家族の顔であるかのような見事な描写によって、いまにも動き出しそうなほどに生々しく男性の老いを表現されたこの作品は、現実的であると同時に理想的でもある。

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基本情報・編集情報

  • 画家デジデーリオ・ダ・セッティニャーノ
  • 作品名月桂冠を着けた男の横顔
  • 英語名Bust of a man in profile with laurel wreath
  • 分類彫刻
  • 制作年1460年 - 1460?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ルーブル美術館 (フランス)
  • 種類大理石浅浮き彫り
  • 高さ42cm
  • 横幅29cm
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