作品概要
《幼子キリスト》は、画家のデジデーリオ・ダ・セッティニャーノによって制作された作品。制作年は1460年から1460?年で、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートに所蔵されている。

漸く日の目を見たデジデーリオの作品
《幼子キリスト》は、1756年以前までフィレンツェのサンフランチェスコ・デイ・ヴァンチェトーニ礼拝堂の高祭壇の両側にあるRelic Roomへ通じるサイドドア上の隙間に置かれていた。デジデーリオの作品ということが発覚し販売される以前は、多くのフィレンツェのガイドブックに芸術家ドナテッロの作品として紹介されていた。
1940年にイギリスのアートディーラーのデュヴィーン・ブラザース経由でユージニオ・ヴェンテュリの手に渡った後、1942年ニューヨークのサミュエル・H・クレス財団が購入。1943年ナショナルギャラリーオブ・アートへ寄贈された。
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