作品概要

イコール無限》は、画家のパウル・クレーによって制作された作品。制作年は1932年から1932年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《イコール無限》は、スイス出身の芸術家パウル・クレーによって1932年に制作された作品である。

音楽と芸術の関係

1932年以降、パウル・クレーは、音楽におけるポリフォニックの原理を視覚的に表現するために、独特の点描画技術を試し始めた。音楽教師と歌手の息子であったクレーはバイオリンの演奏者でもあり、家族の影響を受け、人生の早い段階で音楽家になることを目指した。が、すぐに美術にのめり込み、それを放棄した。彼の作品全体は、明らかに音楽による影響を受けているものが多いが、その中においても百科事典的なさまざまなテクニック、スタイル、テーマを提供している。

fホールとレムニスケート

クレーの作品では、幾何学が重要な役割を果たしている。彼の作品は、同時代の他の画家に比べ、円や多角形、平行線と連続曲線、折り畳まれて形を作成する単一ストロークといった幾何学図形に支配されていた。場所や似顔絵を描いた人間のキャラクター、演劇の構図、架空の動物や植物、政治的声明、自伝的ノート、神話上のキャラクター、感覚、そして科学への暗示さえも、大抵の場合、単純なおとぎ話あるいはしばしば逆説的で謎めいた夢のように、象徴的に描き出された。

《イコール無限》においては、おそらく画家による矛盾表現の試みとして、レムニスケート(無限のシンボル)をバイオリンのfホールとして描き、芸術、音楽、数学の類似点を描いている。レムニスケートと似たような構造は、彼の《セネシオ》における目の構造など、他のいくつかの作品にも登場している。

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基本情報・編集情報

  • 画家パウル・クレー
  • 作品名イコール無限
  • 英語名Equals Infinity
  • 分類絵画
  • 制作年1932年 - 1932年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、板に張り付けたキャンバス
  • 高さ51cm
  • 横幅68cm
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