作品概要

アラブの聖歌》は、画家のパウル・クレーによって制作された作品。制作年は1932年から1932年で、フィリップスコレクションに所蔵されている。

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《アラブの聖歌》は、スイス出身の芸術家パウル・クレーによって1932年に制作された作品である。

バウハウスの教員

スイス出身、ドイツ国籍を持つ画家、版画家であるパウル・クレーは、もともとドイツの表現主義のグループ、「青騎士」に属していた。その後、戦時期の影響力の大きいドイツの美術学校であるバウハウスで教鞭をとった。彼は6000以上の作品を残し、世界中の芸術家にインスピレーションを与えた。

旅行の経験

1927年、パウル・クレーは、旅行を通じて経験した「その土地の色」への憧れについて、「これは私がずっと探しているものである。私の中に眠る音を目覚めさせることである」と述べた。
この作品で、彼はこうした「音」を発見し、とてもシンプルなメロディーへと変換した。粗いキャンバスをいくつかの淡い色調に染めることで、彼は熱い太陽、砂漠の砂埃、ベールの女性、エキゾチックな植物など、北アフリカの空気を呼び起こしている。

音楽との関連

本作はその構成において、音楽に対する視覚的類似性を求めたクレーの探求を凝縮した例である。初期のより複雑な取り組みは、エジプトの砂漠の風景の水平線から、さまざまな色の正方形を伴う作品にまで及び、それらすべてが音楽のポリフォニーを示唆していた。本作においてクレーは、初期作品の複雑さを単純なメロディーに落とし込むことで、エジプトやチュニジアの色、広大な地平線といった、深くロマンチックな想起を生み出すことに成功している。

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基本情報・編集情報

  • 画家パウル・クレー
  • 作品名アラブの聖歌
  • 英語名Arab Song
  • 分類絵画
  • 制作年1932年 - 1932年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵フィリップスコレクション (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ91.1cm
  • 横幅64.4cm
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