作品概要

夜の灰色から現われる時》は、画家のパウル・クレーによって制作された作品。制作年は1918年から1918年で、バーゼル美術館に所蔵されている。

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《夜の灰色から現われる時》は、スイス出身の芸術家パウル・クレーによって1918年に制作された作品である。スイスのバーゼル美術館に所蔵されている。

詩と形の融合

この作品は、詩と形の融合という効果をもたらしている。絵と詩を混ぜようとするクレーの最初の試みは1916年の、中国の詩から考案された6つの水彩画の連作であった。

本作の上部に書かれている詩の由来は不明である。この詩は次のように翻訳される。

夜の灰色から現れた時/より重く、愛らしく、より強く/夜の火より/神とともに酔って前かがみになる。
いま、空気に囲まれている/青に囲まれている/氷河の上にそびえている/賢明な星座に向かって。

詩に影響される図像

詩の構造が、絵の構成を決定している。横糸は、ほぼ同じサイズの色付きの正方形の壁である。詩の文章を構成している文字の黒い線は、モザイクの石のような色のパーティションを決定している。銀紙の帯で区切られた2つの部分は、詩の2つのスタンツァに対応している。色彩でさえ、このテキストに感銘を受けている。詩の最初から最後に向かって、最初の灰色は少しずつ明るい青へ変化している。

文字の表現

クレーは、文字や数字を独創的に表現する方法において高く評価されていた。 これらに関して、彼は書かれた象徴物の外観と本質の問題を提起している。文字と数字は、正確な経験を明らかにするだけでなく、「形式の歴史」という一定の感覚をも含んでいる。

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基本情報・編集情報

  • 画家パウル・クレー
  • 作品名夜の灰色から現われる時
  • 英語名Once Emerged from the Gray of Night
  • 分類絵画
  • 制作年1918年 - 1918年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵バーゼル美術館 (スイス)
  • 種類水彩
  • 高さ不明
  • 横幅不明
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