作品概要

サッコとヴァンゼッティの情熱》は、画家のベン・シャーンによって制作された作品。制作年は1931年から1932年で、ホイットニー美術館に所蔵されている。

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《サッコとバンゼッティの情熱》はベン・シャーンが手がけた、当時論争の的となった二人の労働者階級のイタリア系アメリカ移民、ニコラ・サッコとバルトロメオ・バンゼッティを描いた23作品からなる絵画シリーズのうちの一作品である。

サッコ=バンゼッティ事件

1927年、サッコとバンゼッティはマサチューセッツ州、南ブライントゥリーにおいて強盗ならびに靴製造会社の会計係とそのガードマンの殺人の罪で死刑判決を受けた。陪審団が状況証拠に基づいて有罪判決を下したのち、特別に任命された三人の委員が死刑判決を支持したのだった。サッコとバンゼッティの処刑は人種差別、右派政治、腐敗した警察のずさんな調査によるものだとして大衆の怒りを買い、国際的な暴動と抗議デモを引き起こした。

作品概要

シャーンはこの大きなキャンバスにすべての登場人物、死んで棺に横たわっているサッコとバンゼッティ、死刑判決を支持した同情心のない委員たち、そして裁判官のウェブスター・サイラー、を鮮やかに描写している。ふたりの委員たちはユリの花を手向けているが、それは彼らの下した決定とは裏腹のジェスチャーである。ユリは十字架につけられる花として有名な、象徴的な花であり、それはまたサッコとバンゼッティが殉教者であり無実の罪を着せられたことを示している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ベン・シャーン
  • 作品名サッコとヴァンゼッティの情熱
  • 英語名The Passion of Sacco and Vanzetti
  • 分類絵画
  • 制作年1931年 - 1932年
  • 製作国アメリカ合衆国
  • 所蔵ホイットニー美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類テンペラ及び不透明水彩、カンヴァス
  • 高さ213.4cm
  • 横幅121.9cm
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