作品概要

すべての道》は、画家のパウル・クレーによって制作された作品。制作年は1928年から1928年で、ルートヴィヒ美術館に所蔵されている。

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《すべての道》は、スイス出身の芸術家パウル・クレーによって1928年に制作された油彩画である。ドイツのケルンにあるルートヴィヒ美術館に所蔵されている。

さまざまな作風を用いた画家

パウル・クレーのように、気まぐれで遊び心に満ちた様々なスタイルを用い、主題、媒体をかわるがわる使い分けるような芸術家はまれである。1898年から1901年にかけて、クレーは最初にハインリッヒ・クニルとともにミュンヘンで学び、その後フランツ・フォン・シュトゥックの下で学んだ。その後クレーは彼の視覚的感覚を養うことになる海外旅行へと出かけた。1914年にチュニジアを訪れた後、彼は色に魅了されるようになった。このことは、クレーの成熟したスタイルにおいて支配的なものとなった。

淡い色合いの抽象画

クレーは1928年にエジプトを訪れた。北アフリカの国で見た鮮やかな色彩に触発された彼は、同じく鮮やかな色の抽象的な作品の製作をするようになった。

しかし、他の多くの作品たちと同様に、この作品は、現実世界の主題から完全には分離されていない。キャンバスの上部にある青い長方形は空を表しており、不均一な長方形や台形は、画面下部から高い地平線まで鑑賞者の目を導く道を作っている。淡い色合いで塗られた広い台形がキャンバスの中央に配置され、幹線道路を示唆している。

このようにクレーは、色、形、および線を操作し、現実世界の奥行きと動きの感覚を作り出している。

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基本情報・編集情報

  • 画家パウル・クレー
  • 作品名すべての道
  • 英語名Highway and Byways
  • 分類絵画
  • 制作年1928年 - 1928年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ルートヴィヒ美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ83.7cm
  • 横幅67.5cm
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