作品概要

モスクのあるハマメット》は、画家のパウル・クレーによって制作された作品。制作年は1914年から1914年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《モスクのあるハマメット》は、スイス出身の芸術家パウル・クレーによって1914年に制作された水彩画である。メトロポリタン美術館に所蔵されている。

さまざまな作風を用いた画家

パウル・クレーのように、気まぐれで遊び心に満ちた様々なスタイルを用い、主題、媒体をかわるがわる使い分けるような芸術家はまれである。1898年から1901年にかけて、クレーは最初にハインリッヒ・クニルとともにミュンヘンで学び、その後フランツ・フォン・シュトゥックの下で学んだ。その後クレーは彼の視覚的感覚を養うことになる海外旅行へと出かけた。1914年にチュニジアを訪れた後、彼は色に魅了されるようになった。このことは、クレーの成熟したスタイルにおいて支配的なものとなった。

光と色彩の水彩画

ハマメットは、チュニジア北部にある都市の名前である。1914年、訪れたチュニジアの明るい光に魅了されたクレーは、この色鮮やかな水彩画を描いた。画面の上半分は表象的であるが、下半分の構成は、色とその対比を表現の目的で使うというフランスの画家ロベール・ドローネーの提案に従ったものとなっている。ここでは、織物のような赤や緑の領域の並置や、他の技術的な伝統に基づいた方法で行われている。クレーが描いた被写体の色、形、そしておぼろげな表現は、画家が風景の中で経験した安らぎの感覚を、鑑賞者の目の中に力強く再現するのに十分なものとなっている。

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基本情報・編集情報

  • 画家パウル・クレー
  • 作品名モスクのあるハマメット
  • 英語名Hammamet with Its Mosque
  • 分類絵画
  • 制作年1914年 - 1914年
  • 製作国不明
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類水彩、鉛筆、紙
  • 高さ23.8cm
  • 横幅22.2cm
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