作品概要

ダイナミックシュプレマティスム》は、画家のカジミール・マレーヴィチによって制作された作品。制作年は1915?年から1916?年で、TATEに所蔵されている。

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《ダイナミックシュプレマティスム》はロシアの画家カジミール・マレーヴィチによって描かれた抽象画である。イギリスのTATEに保蔵されている。

直接的な表現を避けた抽象的な技法

オフホワイトをバックグラウンドに、左側に少し傾いた青白い三角形が中心に配置された構造になっている。その角の3点に集まるように幾何学的な形が様々な色で描かれている。とくに目立っているのは頂点の角の濃いブルーの三角形、右側中心付近の鮮やかな黄色の長方形に、その真下に配置された大きなクリーム色の長方形である。

絶対主義運動を支えた謎多き作品

この作品については、制作年がはっきりとわかっていない。以前からの見解では、1915年12月にペテルブルグで開催された《最後の未来派展覧会0,10》にて展示されていた事から、この年に制作されたのではないかと言われている。しかしながら新たな研究結果からすると、この展覧会に出展されていたかどうかが疑わしいとして、現在は1915年か1916年に制作されたとされている。

1913年にマレーヴィチが起こした色彩豊かに幾何学的な形で表現をする絶対主義運動と、この《ダイナミックシュプレマティスム》の作品と大きく関係している可能性がある。この作品は他に《絶対的57》とも名付けられており、彼の運動を示唆するタイトルにもなっており、制昨年もまさに活動していた頃と重なる。タイトルの中の数字に関してははっきりとした意味はわかっていない。

作品の所有者

1919年、この作品はソビエト連邦がマレーヴィチから買い取られ、1929年にはトレチャコフ美術館に1975年まで保蔵された。その後コンバローファイナンスAG会社に買い取られ、1978年にTATEがこの作品を獲得した。

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基本情報・編集情報

  • 画家カジミール・マレーヴィチ
  • 作品名ダイナミックシュプレマティスム
  • 英語名Dynamic Suprematism
  • 分類絵画
  • 制作年1915?年 - 1916?年
  • 製作国ロシア
  • 所蔵TATE (イギリス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ80.3cm
  • 横幅80cm
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