作品概要

白の上の白》は、画家のカジミール・マレーヴィチによって制作された作品。制作年は1918?年から1918年で、近代美術館に所蔵されている。

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《白の上の白》は、ロシアの男性画家カジミール・マレーヴィチ・によって1918年に制作された作品である。ニューヨークにある近代美術館に保蔵されている。

シンプルでユニーク

この作品はマレーヴィチの作品の中でもひときわ有名な抽象画である。ユニークな方法で二つの正方形を表している。一つ目は白いキャンバスの上に、温かみのある濃いめの白でやや斜めに配置されている。そして二つ目はキャンバス自体を正方形とし、直接描くことなく二つの正方形を表現している。

この作品が発表された時、絵画界では多くの批評家がこれは芸術作品ではないと論争が繰り返さされた。そして1927年にベルリンの展覧会で展示された。

見れば見るほど奥深い解釈

最初にこの作品を見たとき、色彩や陰影がないので誰もが特徴がない作品のように感じる。ただそこには二つの正方形があるだけだ。マレーヴィチはありとあらゆる絵画の技法やルールを無視し、彼独特の表現方法で作品を完成させている。シンプルで幾何学的な形を日対象的に配置している。よく見ていくと表面には丁寧に引かれた筆の跡が残されており、描かれた正方形が飛び出しているように見えてくる。さらに、白を使用することで無限を表現し、傾いた正方形からは行動を起こす事を示唆しているように見せている。

作品のその後

有名な建築家、フーゴ―・ヘイリングの手に渡った後、彼は1930年にハノーファーの美術館のディレクターに就任したアレクサンダー・ドルナーにこの作品を寄付したが、地下倉庫にしまわれたままになった。マレーヴィチが亡くなった1935年、彼はこの作品をどこにどのように保蔵してほしいという情報を残していなかったので、近代美術館へと渡され現在に至る。

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基本情報・編集情報

  • 画家カジミール・マレーヴィチ
  • 作品名白の上の白
  • 英語名White on White
  • 分類絵画
  • 制作年1918?年 - 1918年
  • 製作国ロシア
  • 所蔵近代美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ79.4cm
  • 横幅79.4cm
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