作品概要

無題(心臓、サボテン、胎児)》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は?で、ドローレス・オルメド・パティニョ美術館に所蔵されている。

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《無題(心臓、サボテン、胎児)》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって制作された作品である。

痛みを描いた画家

フリーダ・カーロは、精神的な苦痛をよりよく理解するために、長期にわたる試みにおいて、肉体的な苦痛の視覚的象徴性を用いた。カーロの努力より以前にも、喪失、死、自我といった主題は、男性画家によって比較的よく探求されていたが、まだ女性によってはそこまで詳しく描かれていなかった。実際、カーロは既存の主題を描き出しただけでなく、それを拡張して独自の言語にした。

出産というテーマ

フリーダ・カーロは18歳のとき、乗っていたバスと路面電車の衝突事故で重傷を負い、子宮を損傷した。ディエゴ・リベラとの結婚後、三度の流産を経験している。子供を何度も失ったフリーダにとって、出産は、最も興味を持ったテーマの1つであった。それは彼女のいくつかの絵画で表現されており、そこには人間、地球、そして血の関係がはっきりと表現されている。

この作品の場合、それは密接に関連した三つの要素を通して表現されている。女性の足を模しているサボテン、卵子に受精を求める精子、植物の枝に絡み合っている臍の緒によってサボテンに付着した、空中に浮遊する胎児である。

心臓は、血液を動脈から噴き出して、地球に肥沃な命を与えている。空の黒い雲は、胎児の不確実な未来を予感させる。まるで彼が生まれることはないだろうという事実を描き出しているかのようである。

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基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名無題(心臓、サボテン、胎児)
  • 英語名Without known title (heart, cactus, fetus)
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 不明
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵ドローレス・オルメド・パティニョ美術館 (メキシコ)
  • 種類油彩
  • 高さ15.3cm
  • 横幅10.4cm
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