作品概要

ヴァージニアの肖像(少女)》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1929年から1929年で、ドローレス・オルメド・パティニョ美術館に所蔵されている。

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人間の複雑な側面を描き出した画家

フリーダ・カーロは、精神的な苦痛をよりよく理解するために、長期にわたる試みにおいて、肉体的な苦痛の視覚的象徴性を用いた。カーロの努力より以前にも、喪失、死、自我といった主題は、男性画家(アルブレヒト・デューラー、フランシスコ・デ・ゴヤ、エドヴァルド・ムンクら)によって比較的よく探求されていたが、まだ女性によってはそこまで詳しく描かれていなかった。実際、カーロは既存の主題を描き出しただけでなく、それを拡張して独自の言語にした。

文字通り内臓を露出させ、出血した状態で自分の体を描くことによって、カーロは人間の行動を外側で説明するため、内部を開いた。リボン、髪の毛、動物など、キャリアを通して繰り返されるモチーフにより、女性のアイデンティティの最も複雑な側面を議論するための、新しい明確な手段を作り出した。

原住民の少女の肖像

ディエゴ・リベラはフリーダに、ネイティブ・メキシカンやネイティブ・アメリカンの人々の肖像画を描くように勧めた。これは彼女の初期作品の一つである。この時点では、フリーダはまだ彼女自身のスタイルを確立していなかった。まだ実験途上であり、過去の巨匠の様式を好んでいた。

本作の中には、ネイティブ・メキシカンの少女が、鮮やかな色で描かれている。この色は、ディエゴ・リベラの壁画に見られるものと非常によく似た典型的な「メキシカン主義」様式で描かれているが、フリーダの作品はより繊細、無垢であり、優しいタッチが用いられている。

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基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名ヴァージニアの肖像(少女)
  • 英語名Portrait of Virginia (Little Girl)
  • 分類絵画
  • 制作年1929年 - 1929年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵ドローレス・オルメド・パティニョ美術館 (メキシコ)
  • 種類油彩、メゾナイト
  • 高さ84cm
  • 横幅68cm
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