作品概要

ピタハヤ》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1938年から1938年で、マディソン現代美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《ピタハヤ》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって1938年に制作された作品である。

画家の好物

5つのピタハヤが描かれた静物画である。ピタハヤは、岩や茂みに生えるメロンのような味の砂漠の果物である。膨らみのある濃い黄色の皮を持ち、卵形をしている。内側は、たくさんの小さな黒い種を含む半透明の白い果肉の塊である。フリーダはピタハヤの甘さとみずみずしさを気に入っていた。

腐った果実

多くの点で、フリーダの描写は現実的であり、果物の生息地を示唆するため、2つの穴の開いた岩や丸いサボテンも描いている。しかし画家は自由を取り、静物画に特別な意味を与える特定を施している。まず、これらのピタハヤは腐っている。健康的な黄色の皮は赤みを帯びたオレンジ色であり、熟しすぎている。皮が開き、腐敗が始まっている。複数あるうちの1つは、鑑賞者が期待するもの――白い果肉と黒い種――を明らかにするため、切られて開かれている。断面は完全な丸みを帯びている。切り取られた果物は目となり、こちらを見つめ返している。

死の運命

果物を支配するのは、死神らしい鎌を持った小さな骸骨である。これは「カラベラ」と呼ばれ、メキシコの祭典である死者の日に町中に飾り付けられるものである。

フリーダの描く静物は、死に対する瞑想である。そのみずみずしさや新鮮さのおかげで、不毛の地においても栄養を取ることができるため、ピタハヤは「漂流者の実」として知られている。しかし、命を与えるこの果物でさえも、腐敗する運命を与えられている。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名ピタハヤ
  • 英語名Pitahayas
  • 分類絵画
  • 制作年1938年 - 1938年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵マディソン現代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ25.4cm
  • 横幅35.6cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • ピタハヤの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。