作品概要

地上の果実》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1938年から1938年で、メキシコ銀行に所蔵されている。

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《地上の果実》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって1938年に制作された作品である。

晩年期の静物画の一つ

フリーダ・カーロは18歳のとき、乗っていたバスと路面電車の衝突事故で重傷を負い、痛みと戦う病院生活の中で絵を描き始めた。その後著名な壁画家であったディエゴ・リベラと出会って結婚するも、三度の流産を経て1939年11月に離婚している。1940年代、フリーダが有名になるのと同時に、健康状態は徐々に悪化していき、入退院を繰り返すようになった。自画像を多く描いたことで知られているフリーダだが、晩年期には静物画を多く描いた。

生と死のサイクル

この作品は、フリーダ・カーロが晩年に制作した静物画の中で最大のものである。背景に描かれた空は、当初は明るい青で塗られていたが、フリーダは後に描き直し、感情を反映する暗い空へと変化させた。

この絵は、フリーダ・カーロの最も尊敬する芸術家であるメルセデス・ザモラの様式に似ている。フリーダはザモラによって1896年に描かれた静物画を持っており、本作はこれと非常に似通っている。フリーダの作品は、メルセデス・ザモラの影響を大きく受けているといえる。

これはベッドサイド・テーブルの上の果物を描いた静物画の一つである。 彼女は自画像の中で彼女が自身の体を開いたり傷つけたりしたのと同じように、果物を開いたり傷つけたりすることを好んだ。果物はまた、性的な暗示だけでなく、生と死のサイクルという含意に満ちたモチーフであるといえる。

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基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名地上の果実
  • 英語名Fruits of the Earth
  • 分類絵画
  • 制作年1938年 - 1938年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵メキシコ銀行 (メキシコ)
  • 種類油彩、メゾナイト
  • 高さ40.6cm
  • 横幅60cm
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