作品概要

エレッサー博士に捧げる自画像》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1940年から1940年で、個人に所蔵されている。

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《エレッサー博士に捧げる自画像》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって1940年に制作された作品である。

キリスト教絵画から得た痛み

キリスト教美術、特にメキシコの教会に見られる演劇的なほど血まみれの殉教者は、フリーダの図像を貫いている。コヨアカンにある彼女の家は、特に残酷なゴルゴダの丘の行進の絵が飾られている。そこでは、キリストの傷に対する過度の強調が、最も原始的な肉体レベルで見る者をとらえている。スペインのカトリック主義は、メキシコに叙述的および人間的な意味での痛みの描写をもたらし、リアルで恐ろしいイメージを生み出した。カトリックの修辞学を借りることで、フリーダは痛みと写実主義という同じ組み合わせを用いた。

描写と効果

本作では、とげのネックレスが、多くの血を引き出している。背景には、乳白色の空を背景にした葉のない小枝が、《いばらの首飾りとハチドリの自画像》でフリーダのネックレスとなっている小枝のように見える。小枝に混ざり合い、フリーダの髪飾りからも下がる乾いた白い芽も、同様に彼女の荒廃を表している。フリーダは髪に花をつけており、パリにいたときピカソからもらった手の形のイヤリングを着けているが、彼女はエスコートされずに舞踏会に行くためのドレスを着ているようにも見える。

柔らかい真珠色の空と鮮やかな花は、フリーダの苦痛を際立たせている。花の豊かさは、メキシコの教会において洗練されたキリストの彫像が花、レース、ベルベット、金に囲まれていることを思い出させる。

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基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名エレッサー博士に捧げる自画像
  • 英語名Self Portrait, Dedicated to Dr Eloesser
  • 分類絵画
  • 制作年1940年 - 1940年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵個人
  • 種類油彩、メゾナイト
  • 高さ59.5cm
  • 横幅40cm
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