作品概要

乳母と私》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1937年から1937年で、ドローレス・オルメド・パティニョ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

《乳母と私》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって1937年に制作された作品である。ドローレス・オルメド・パティニョ美術館に所蔵されている。

実際の乳母

この作品は、フリーダがのネイティブメキシカンの乳母によって看護されている場面を描いている。フリーダには、十一か月後に生まれた妹のクリスティーナがいたため、母親は彼女を母乳で育てることができなかった。家族はフリーダを母乳で育てるため、この乳母を雇った。乳母は仕事中に酒を飲んだため、後に解雇された。

フリーダと乳母の関係は、冷たく距離があるように見える。抱き締めたりあやしたりする様子はない。乳母は、実際に母乳を与えているようである。抱かれた赤ん坊は大人のフリーダの顔になっており、乳母は先住民の葬儀用マスクで顔を覆っている。その理由は、フリーダがとても小さかったため、乳母の顔を覚えていなかったからかもしれない。

冷たいつながり

この作品は、フリーダの喪失感と実母からの分離という意味を含んでいる。彼女は母親との間に絆を感じたことは決してなく、この絵では彼女と乳母の間につながりはない。乳母はただフリーダに乳をやっているだけに見え、フリーダはまるでいけにえの捧げ物のようである。

この作品は、フリーダが彼女の夫ディエゴ・リベラによって奨励されたプロジェクトである、彼女の人生の主要な出来事を記録した連作のうちの1つである。フリーダはこれを彼女の最も強力な作品のひとつだと考えていた。

元々はフリーダの髪は短く描かれていたが、後に長髪へと描き直された。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名乳母と私
  • 英語名My Nurse and I
  • 分類絵画
  • 制作年1937年 - 1937年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵ドローレス・オルメド・パティニョ美術館 (メキシコ)
  • 種類油彩
  • 高さ30.5cm
  • 横幅36.83cm
  • 投稿日
  • 編集者
  • 乳母と私の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。