作品概要

私の祖父母、両親そして私(家系図)》は、画家のフリーダ・カーロによって制作された作品。制作年は1936年から1936年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《私の祖父母、両親そして私(家系図)》は、メキシコの女性画家フリーダ・カーロによって1936年に制作された作品である。ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

自身のルーツ

この夢のような家系図は、キャンバスではなくジンク板に描かれている。この選択は、18世紀から19世紀にかけてのメキシコの伝統的な奉納画に対する画家の興味とコレクションと関連している。

カーロは、彼女のヨーロッパ系ユダヤ人の系譜とメキシコの系譜の両方を強調するためにこの作品を完成させた。自身の息子、つまりカーロの父親がメキシコに渡るのを認めたドイツ系ユダヤ人である父方の祖父母は、画面の右側、海の上に描かれている。一方、メキシコ系である彼女の母方の祖父母は、メキシコの地形を概説する地図の上、左側に描かれている。

政治的な意図

本作は明らかに自伝的なものであるが、彼女は政治的メッセージを伝えるためにこれをしばしば使用した。この絵画は、アドルフ・ヒトラーが人種間結婚を禁止するニュルンベルク法を可決した直後に完成したものである。ここでは、カーロは同時に、人種的純潔を決定するためにナチスが採用した形式である系図表を使って、そのイデオロギーに立ち向かうための彼女の複合的な系譜を確認している。

家族を結ぶ赤いリボンは、赤ん坊であるカーロと母親をつなぐ臍の緒を象徴している。これは、カーロの作品全体に繰り返し用いられるモチーフである。

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基本情報・編集情報

  • 画家フリーダ・カーロ
  • 作品名私の祖父母、両親そして私(家系図)
  • 英語名My Grandparents, My Parents, and I (Family Tree)
  • 分類絵画
  • 制作年1936年 - 1936年
  • 製作国メキシコ
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、テンペラ、ジンク板
  • 高さ30.7cm
  • 横幅34.5cm
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