作品概要

自画像》は、画家のアンドリュー・ワイエスによって制作された作品。制作年は1945年で、国立デザインアカデミーに所蔵されている。

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《自画像》は、アメリカの画家アンドリュー・ワイエスによって1945年に制作された作品である。国立デザインアカデミ―に所蔵されている。

アメリカの国民的画家の一人

20世紀のアメリカで最も有名な写実主義画家の一人であるアンドリュー・ワイエスは、現実世界の神秘性を込めた作品で、伝統的な写実性の概念に挑戦した。ワイエスは、ペンシルベニア州とメイン州の田園地帯での日常生活の風景、および肖像画を細部に渡って描き、油彩やアクリルの代わりに水彩とテンペラで作品制作をした。写実的な描写で有名である一方、ワイエスの作品はしばしば怪しげな感覚を含んでいる。そのためワイエスをマジックリアリストと評する批評家もいる。

初期の自画像のひとつ

この作品は、ワイエスがテンペラで描いた初期の自画像のうちの1つである。テンペラ絵の具は、彼が求めていた明快さと細部描写の面で力を発揮した。1944年、ワイエスは国立デザインアカデミーのために2つの水彩画の習作を制作し、翌年の初めに完成させた。それはこの時期に描かれたいくつかの作品のうちの1つであり、野原を歩く孤独な人物を中心にしたものである。当時の他の絵画もこれと同様、落ち着いた色調と明暗の強いコントラストを特徴としている。若き画家は、おそらく書類入れを腕の下に抱えており、緊張した不安げな表情で遠くを見渡している。暗闇の迫る中、背景の丘の中腹には小麦と背の高い草が描かれている。中央の黒いタカが、灰色の荒れ模様の空の中、不気味に飛んでいる。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンドリュー・ワイエス
  • 作品名自画像
  • 英語名Self-Portrait
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1945年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵国立デザインアカデミー (アメリカ)
  • 種類油彩、テンペラ
  • 高さ63.5cm
  • 横幅76.2cm
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