作品概要

海からの風》は、画家のアンドリュー・ワイエスによって制作された作品。制作年は1947年で、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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《海からの風》は、アメリカの画家アンドリュー・ワイエスによって1947年に制作された作品である。窓から風が部屋に吹き込み、薄いカーテンが揺れる屋根裏部屋を描いている。

クリスティーナの屋根裏部屋

この家は、メイン州の海岸に住んでいたワイエスの友人、クリスティーナ・オルソンの家である。描かれている窓は、3階の空き部屋のものである。クリスティーナ・オルソンは、頻繁にワイエス作品のモデルとなっており、本作の一年後に描かれた《クリスティーナの世界》で有名になった。彼が絵画制作をしていた屋根裏部屋の気温を下げるために窓を開けた後、ワイエスは入ってくる風がボロボロのカーテンに命をもたらした場面に触発された。その瞬間をとらえようとして、彼はオルソンを描くのに使っていた紙の上に、本作のスケッチを描いた。

象徴的な肖像画

最初のスケッチの後、ワイエスは何ヶ月もかけてさまざまな素材で窓を描いた。その習作からは、ワイエスがカーテンのひだや構成を探求したことが見て取れる。

ワイエスは普通のものに宿る象徴的な「深遠な意味」や豊かな感情を伝える能力を信じていた。この作品についても同じことが言える。堅い窓枠とクリスティーナの弾力性、カーテンと彼女の身体障害、鳥の刺繍と彼女の繊細な女性らしさを比較することで、ワイエスは本作を彼女の象徴的な肖像画であると考えた。

落ち着いた色合いや画家たちが埋葬されるだろう墓地の眺めは、父の死後のワイエスに典型的な陰欝な要素である。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンドリュー・ワイエス
  • 作品名海からの風
  • 英語名Wind from the Sea
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1947年
  • 製作国アメリカ
  • 所蔵ワシントン・ナショナル・ギャラリー (アメリカ)
  • 種類テンペラ、パネル
  • 高さ47cm
  • 横幅70cm
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