作品概要

コック》は、画家のジュゼッペ・アルチンボルドによって制作された作品。制作年は1570?年で、スウェーデン国立美術館に所蔵されている。

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《コック》は、ジュゼッペ・アルチンボルドによって1570年頃に制作された油彩画である。スウェーデン国立美術館に所蔵されている。

宮廷画家

ジュゼッペ・アルチンボルドの青年期に関する情報は非常に少なく、詳しいことがわかっていない。ほとんどのイタリアの芸術家のように、アルチンボルドはミラノ、コモ、モンツァなどにおいて、ステンドグラス、フレスコ画、タペストリーを受注制作していた。その後、1562年に神聖ローマ帝国の皇帝マクシミリアン2世の宮廷画家となった。

モデルと関連する対象物

《コック》は、アルチンボルドによる皇帝の側近を描いた肖像画の連作の一部であり、その様式は《法律家》および《司書》に対応している。1570年前後、アルチンボルドは、モデルの生活や職業上の活動と結びついた様々な物を用い、一連の擬人化された人物像を制作していた。そうした作品には、果物や野菜、花などが多く使われている。

独創的な肖像画家

この作品はまた、絵を上下反転させることで人の横顔から皿に置かれた肉に変わるという、パレイドリア(錯覚)を利用した、上下絵と呼ばれる作品の一つの例である。これと同じ手法のものに、《庭師》がある。アルチンボルドの描く肖像画は本当に独特のものであったが(それゆえすべての人の好みに合うものではなかった)、進歩的なハプスブルク家は彼の独創的な芸術的解釈を喜んでおり、皇帝たちはこの前衛的芸術家を歓迎していた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジュゼッペ・アルチンボルド
  • 作品名コック
  • 英語名Cook
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1570?年
  • 製作国不明
  • 所蔵スウェーデン国立美術館 (スウェーデン)
  • 種類油彩、板
  • 高さ53cm
  • 横幅41cm
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