作品概要

頭部と貝殻》は、画家のジャン・アルプによって制作された作品。制作年は1933?年から1933?年で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に所蔵されている。

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ジャン・アルプの1920年代の木製壁面レリーフというスタイルから1930年代の独立型彫刻への移行は1930年頃に始まった。この頃アルプは、台座の上、もしくは直接床に配置する独立型のレリーフをいくつか制作している。壁面レリーフ作品中に取りこまれていたようなバイオモルフィック(生物形態学的)要素は、そこから独立した形へと徐々に分離して、《鐘とへそ》(1931)に見られるような完全に三次元の立体的な要素としての役割を確立していった。

1930年代のアルプの活動

アルプが木や石膏の丸彫りの彫刻を始めた頃の1931年、彼はいくつかの半具象的なトルソを制作している。次にアルプは「人体凝結」(Human Creations, 1933-36)と呼ばれた一連の抽象的彫刻作品の制作に着手した。それらは主に石膏像だが、後にブロンズで鋳造されたものもある。《人体凝結》(1934)に代表されるそうした彫刻は自然界から得た特定のモチーフではなく、成長、結晶、変化といったものの一般的な過程を示唆するものである。

本作の構造

《頭部と貝殻》は、継ぎ目のない一つの形状ではなく、二つに分けることのできる要素から成り立っている。底部を形作る先端の尖った物体が彫刻の上部を支える。結合部分は簡単に分離できるようになっているのかもしれない。本作は、概念的にも物理的にも、完全に個別のパーツから成り立つ一つの集合体なのである。1930年代にアルプは鑑賞者が持ち上げたり、ばらばらにしたり、別の形に変化させたりできるような小作品を制作した。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・アルプ
  • 作品名頭部と貝殻
  • 英語名Head and Shell
  • 分類彫刻
  • 制作年1933?年 - 1933?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ソロモン・R・グッゲンハイム美術館 (アメリカ)
  • 種類彫刻、真鍮
  • 高さ19.7cm
  • 横幅22.5cm
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