作品概要

カップルを見ている二人の男たち》は、画家のジョージ・グロスによって制作された作品。制作年は1911年から1911年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《カップルを見ている二人の男たち》はドイツの画家ジョージ・グロスによって1911年に制作されたエッチングである。ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

グロスの青年期

 
ジョージ・グロスは、本名ゲオルク・エーレンフリート・グロースとして、ベルリンの労働者の家庭に生まれる。7歳で父が死去する。1909年から1911年までドレスデンの王立美術院に学んでいる。1910年にはすでに複数の諷刺雑誌に関与している。1912年から1914年まではベルリンの美術工芸の学校で学ぶ。 1913年の数ヶ月はパリの由緒あるアトリエ・コラロッシでも学んでいる。

翌年の1914年6月28日、ユーゴスラヴィア民族主義者が、サラエヴォへの視察に訪れていたオーストリア=ハンガリーの帝位継承者フランツ・フェルディナント大公を暗殺した事件が引き金となり、第一次世界大戦が勃発する。各国政府および君主は開戦を避けるため力を尽くしたが、戦争計画の連鎖的発動を止めることができず、瞬く間に世界大戦へと発展したとされる。そして、それまでの数十年間に構築されていた欧州各国間の同盟網が一気に発動された結果、数週間で主要な欧州列強が全て参戦することとなった。

まず7月にロシアが一部動員を行い、同月オーストリア=ハンガリーがセルビアに宣戦布告すると、ロシアは総動員を命じた。ドイツはロシアに最後通牒を突き付けて動員を解除するよう要求、それが断られると8月1日にロシアに宣戦布告した。ドイツは同盟国側の中心国となる。

第一次世界大戦は、7千万以上の軍人(うちヨーロッパ人は6千万)が動員され、史上最大の戦争の1つとなった。

学生時代の作品

 
本作《カップルを見ている二人の男たち》は、1911年、グロスはドレスデンの王立美術院に学んでいて、18歳の頃の作品である。ドイツとフランスとの対立、モロッコ事件など、世界大戦に向けて世相はきな臭くなりはじめてはいたが、戦争突入まではいくぶん間がある時期である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョージ・グロス
  • 作品名カップルを見ている二人の男たち
  • 英語名Two Men Watching a Couple
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1911年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類エッチング
  • 高さ12.9cm
  • 横幅11.9cm
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