作品概要

詩人マックス・ヘルマン=ナイセ》は、画家のジョージ・グロスによって制作された作品。制作年は1927年から1927年で、ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

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《詩人マックス・ヘルマン=ナイセ》はドイツの画家ジョージ・グロスによって1927年に制作された油彩画である。ニューヨーク近代美術館に所蔵されている。

詩人マックス・ヘルマン=ナイセ

 
本作《詩人マックス・ヘルマン=ナイセ》に描かれているのは、ドイツの詩人でグロスの友人のマックス・ヘルマン=ナイセである。ヘルマン=ナイセは、ミュンヘン、ブレスラウ両大学で学んでいる。詩集を出したあと,1917年からベルリンで劇評に従事,表現主義の雑誌「アクティオーン」に寄稿した。グロスと同様に33年に亡命している。詩は暗く、繊細な感情が美しい旋律をもって歌われている。1941年ロンドンで没している。

友人の肖像画

グロスが彼の友人である詩人マックス・ヘルマン=ナイセを描いた2つある肖像画のうち2番目のものである。この肖像画のためのスケッチを描くためにグロスのアトリエで長い時間を過ごしたヘルマン=ナイセは、「完全なくつろぎ」を感じたと後に述べている。本作《詩人マックス・ヘルマン=ナイセ》を制作するためのスケッチは30枚以上に及んだという。本作《詩人マックス・ヘルマン=ナイセ》において、ヘルマン=ナイセは深く椅子に沈み込んで、思案に暮れている。グロスは、細心にかつ好意的にヘルマン=ナイセ自身と彼の示差的特徴(例えば彼の猫背、はげた頭部など)を捉えている。グロスは、友人ヘルマン=ナイセの輪郭、血管、こぶ、頭部の赤みを詳細に描いている。ヘルマン=ナイセの手は、ほとんどグロスの手が届く位置にある。グロスとヘルマン=ナイセは、同じ政治的見解、ユーモアセンス、冷笑的な感覚を共有していた。ヘルマン=ナイセは後に、「適切かつ無政府主義的」なものであったと述懐している。

ヘルマン=ナイセはグロスを夜の街に連れ出し、最もいかがわしいナイトスポットにも繰り出した。その一方で、当時の知的集団を先導し、彼らの定期刊行物の出版にも貢献している。

ヘルマン=ナイセとのベルリンの繁華街での体験もグロスの作風に影響を与えている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョージ・グロス
  • 作品名詩人マックス・ヘルマン=ナイセ
  • 英語名The Poet Max Herrmann-Neisse
  • 分類絵画
  • 制作年1927年 - 1927年
  • 製作国ドイツ
  • 所蔵ニューヨーク近代美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩
  • 高さ59.4cm
  • 横幅74cm
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