作品概要

デ・ポンテホス公爵夫人の肖像画》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた作品。制作年は1786年から1786年で、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートに所蔵されている。

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肖像画のモデルである、ドナ・マリア・アナ・デ・ポンテホス・イ・サンドバル(ポンテホスの公爵夫人、1762年-1834年7月18日)は、画家フランシスコ・ゴヤのパトロンであった。1786年、彼女が24歳の時、ポルトガルへスペインの大使として派遣されていたフロリダブランカ伯と結婚した。 

ゴヤによる有名なこの絵は、結婚式終了直後に描かれたもので、公爵夫人はフランス王妃のマリー・アントワネットに影響を受けた衣装を着ている。マリー・アントワネットは当時、女性の羊飼いのような装いを好んで着ていた。絵の中で描かれているような精巧な髪型や、麦わら帽子、花が組み込まれたガウンは、ベルサイユの宮殿で着る服装を真似たものである。この豪華で、海外の影響を受けた衣装は、コルセットできつく締め付けられた腰回りが際立って見える。これらは当時のスペインの貴族女性の間で流行していた。

絵の中の公爵夫人の堂々とした立ち姿や、遠くを見るような視線は、ディエゴ・ベラスケスが描く王室の肖像画を思い起こす。

また、彼女の右手には、しばしば花嫁が持つ愛の象徴であるピンクのカーネーションがそっと握られている。そして彼女の足元にはリボンとベルをつけたパグが居り、人形のように堅いポージングを取る主人を真似ているようである。    

ところで、ゴヤは屋外を場所に選んだ。背景にはそれほど緻密には描かれていない木々が見え、それが白いドレスを着た夫人を一層際立たせている。

基本情報・編集情報

  • 画家フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名デ・ポンテホス公爵夫人の肖像画
  • 制作年1786年-1786年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー・オブ・アート
  • 種類油彩
  • 高さ?cm
  • 横幅?cm
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