作品概要

ドナ・アントニア・サラテの肖像》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた作品。制作年は1805年から1805年で、アイルランド国立美術館に所蔵されている。

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『ドナ・アントニア・サラテの肖像』は、女優のアントニア・サラテを、スペイン人画家のフランシスコ・ゴヤが描いた1805年の作品である。恐らく彼のスタジオで製作されたもので、1812年の目録によれば、スタジオには8つのダマスク織の椅子と長椅子もあったようである。彼女は絵の中で黒いシルクのドレスに身を包み、その頃スペインの流行ファッションであったエンパイア・スタイルを施している。さらに彼女は指の部分は覆わない白のグローブをつけ、手には閉じた状態の扇を持ち、頭から肩にかけてマンティラを掛けている。この絵は1810年から1811年にゴヤが描いた彼女の肖像画の元となった作品である。                                   

この作品は少なくとも1900年までサラテ家に残されており、マドリッドの劇場に飾られていた。またその時はドナ・アデライ・ギル・イ・サラテ所有となっていたようである。その後オットー・バイト氏によってロンドンに持ち込まれ、ラスバラハウスに展示された。そして彼の息子であるアルフレッド・バイトに遺言で譲り渡したという。ところが、1974年から1986年の間にラスバラハウスから盗まれてしまった。そして2度目の強盗被害に遭い、取り戻したすぐ後の1993年、バイト氏からアイルランド国立美術館に寄贈された。

基本情報・編集情報

  • 画家フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名ドナ・アントニア・サラテの肖像
  • 制作年1805年-1805年
  • 製作国不明
  • 所蔵アイルランド国立美術館
  • 種類油絵
  • 高さ103.5cm
  • 横幅82cm
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