作品概要

レオカディア》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって制作された作品。制作年は1819年から1823年で、プラド美術館(スペイン)に所蔵されている。

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《レオカディア》、別名「誘惑する女」は、スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤが描いた壁画で、14作品からなる「黒い絵」シリーズの1つとして1819年から1823年頃に完成した作品だ。

モデル

本作品で描かれているのは、ゴヤの家政婦であり、話し相手であり、おそらく恋人でもあったレオカディア・ワイスという女性だ。マハ(下流階級の小粋な娘)が着る喪服のような黒いドレスを身にまとっている。

また、憂いを帯びた表情で絵を見る者に視線を向けながら、暖炉の上部か墳丘のような物に寄り掛かっている。

本作品は、「黒い絵」シリーズ最後の作品であり、ゴヤが、政治的な騒動や自身の病で疲れ切った70代の時期に描いた。マドリードの宮廷画家という地位から郊外の地へ逃れた後のことだ。

来歴

ゴヤの友人アントニオ・ブルガダが作成した1828年から1830年頃の目録によると、本作品はゴヤの別荘の1階にあった。壁画はテーマごとに分けられていた、と美術史家ローレンス・ゴウィングは述べている。

我が子を食らうサトゥルヌス》や《サン・イシードロへの巡礼》といった男性系の作品と、《ユーディットとホロフェルネス》、《魔女の夜宴》、そして本作品のような女性系の作品が区別されていた。

シリーズ全作品は、ゴヤの死後にキャンバスへ移され、現在、マドリードの美術館に所蔵されている。

「黒い絵」最後の作品

本作品には、「黒い絵」シリーズの他作品にはない安心感や調和の雰囲気がある。本作品は、憂鬱さを擬人化したものを表現しているのかもしれないし、制作者とモデルの関係を示す「恋の炎や家庭といった象徴、死の予感」を表しているのかもしれない、と作家フアン・ホセ・ホンケラは書き綴った。

ロバート・ハーバードによると、レオカディアの無遠慮な眼差しやマハのドレスは、不倫をしている彼女に対するこれまでの非難を表しているとも考えられる。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名レオカディア
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1819年 - 1823年
  • 製作国不明
  • 所蔵プラド美術館(スペイン)
  • 種類壁からキャンバスへ
  • 高さ145.7cm
  • 横幅129.4cm
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