作品概要

ウェリントン公爵の肖像》は、画家のフランシスコ・デ・ゴヤによって描かれた作品。制作年は1812年から1814年で、ナショナル・ギャラリー(ロンドン)に所蔵されている。

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『ウェリントン公爵の肖像』は、スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤ作の作品で、描かれている人物は、半島戦争の後期に初代ウェリントン公爵となったイギリスの将軍アーサー・ウェルズリーである。

ゴヤが描いたウェリントン公の肖像画3作品のうちの1つで、ウェルズリーがマドリードに到着した後の1812年から制作され、赤い軍服を着用し、半島戦争の勲章を身に付けた伯爵として描かれた。それからゴヤは、金モールが付いた黒の軍服を着こなすウェリントン公を表現するために、金フリースの勲章と3つの従軍記念略章が付いた黄金の十字勲章を付け加える修正をした(その間に、ウェリントン公はどちらの勲章も受け取っていた)。

本作品は第11代リーズ公爵の所有物だったが、1961年、ニューヨークの収集家チャールズ・ライツマンが、14万英ポンドという価格でオークションに出した。ウォルフソン財団が提供した10万英ポンドに加え、イギリス政府が4万英ポンドの臨時の国庫補助金を出したところ、ライツマンの指し値と一致し、本作品を獲得した。そして1961年8月2日、ロンドンにあるナショナル・ギャラリーにて初めて展示されたのだ。ところが、19日後の1961年8月21日に盗まれた。その後、1965年6月に返却され、ケンプトン・バントンが窃盗の罪を認めた。

盗まれた本作品は、1962年公開のジェームズ・ボンド映画「ドクター・ノオ」で使用されたため、大衆文化に入り込んだ。本作品が、ジュリアス・ノオ博士の隠れ家に飾られていたのだ。

基本情報・編集情報

  • 画家フランシスコ・デ・ゴヤ
  • 作品名ウェリントン公爵の肖像
  • 制作年1812年-1814年
  • 製作国不明
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー(ロンドン)
  • 種類油彩キャンバス
  • 高さ64.3cm
  • 横幅52.4cm
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