作品概要

ひげのある男》は、画家のピーデル・パウル・ルーベンスによって描かれた作品。制作年は1617年から1618年で、ソウマヤ美術館に所蔵されている。

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「ひげのある男」はバロック期を代表するフランドルの画家、ピーテル・パウル・ルーベンスによる油絵スケッチである。1617年から1618年頃にかけて製作されたといわれている。大きさは70×53.5cmである。現在はメキシコシティのソウマヤ美術館が所蔵している。この美術館はメキシコの実業家カルロス・スリム・エルーのコレクションを所蔵しており、美術館の名前「ソウマヤ」も彼の亡くなった妻からとられている。

この「ひげのある男」がルーベンスの手によるものであることを確定したのは19世紀後半から20世紀前半のキュレーターであり美術史家でもあったドイツ人のマックス・ヤコブ・フリードレンダーであった。ルーベンスの工房では年々多数の作品の注文を受け次々と絵画が製作されており、助手なども多数所属していたとされている。しかし、「ひげのある男」が製作された1617年から1618年にかけてはアンソニー・ファン・ダイクのみがルーベンスの工房で働いていたと考えられている。

絵の題材となっている「ひげのある男」はルーベンスの作品でたびたびみられるものであり、ルーベンスによる同名の作品は例えば1612年ごろに製作され、現在はリヒテンシュタイン美術館が所蔵しているものなどがある。ソウマヤ美術館が所蔵しているこの「ひげのある男」では、暗い背景の中にやや斜めを向いた男性の胸から上にかけての肖像が描かれている。長いひげと鋭い眼が印象的である。

基本情報・編集情報

  • 画家ピーデル・パウル・ルーベンス
  • 作品名ひげのある男
  • 制作年1617年-1618年
  • 製作国不明
  • 所蔵ソウマヤ美術館
  • 種類油彩
  • 高さ70cm
  • 横幅53.5cm
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