作品概要

ピアノを弾くマルグリット・ガシェ》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1890年から1890年で、バーゼル市立美術館に所蔵されている。

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「ピアノを弾くマルグリット・ガシェ」は、フィンセント・ファン・ゴッホにより、1890年6月26日から27日にかけて、パリの北西に位置するオーヴェル=シュル=オワーズ滞在時に描かれた作品である。1890年5月、ゴッホは衰弱した状態にあったため、精神科医であるポール・ガシェの治療を受けることになる。

ガシェは印象派芸術のコレクターであり、所有する小さなアトリエで自らも絵画を描いていた。本作品で描かれている人物は、ガシェの娘、マルグリット・ガシェである。医師ガシェは、ゴッホとの友情に報い、自宅に招待し、活発な議論を行った。また、娘であるマルグリット・ガシェがゴッホの肖像画のモデルとなることを承諾した。

この絵は、様々な筆使いが混じり合い描写されている。ピアノは長めで自由な筆使いで描かれ、壁には新印象派の軽く叩き小さな点を描いていく技法が用いられている。マルグリット・ガシェが身にまとっているドレスは何層にもなる厚塗りで描かれ、装飾的な色面が作り上げられている。厚塗りにより、まるで彫刻のような立体感が絵に生まれている。

ゴッホはこの絵をマルグリットに贈った。それから彼女はこの絵を自分の部屋に長い間置いていたが、マルグリットの兄ポールによって売りに出される。バーゼルの芸術委員会の代表であるオットー・フィッシャー、ルドルフ・シュトヘリンはオーヴェルに赴き、この絵を高く評価し、1934年バーゼル市立美術館に収蔵される。

基本情報・編集情報

  • 画家フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名ピアノを弾くマルグリット・ガシェ
  • 制作年1890年-1890年
  • 製作国不明
  • 所蔵バーゼル市立美術館
  • 種類油絵具
  • 高さ102cm
  • 横幅50cm
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