作品概要

ひまわり(5本)》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1888年から1888年で、山本顧弥太氏旧蔵、現在は消失に所蔵されている。

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ゴッホが花瓶に活けられた向日葵をモチーフに描かれた作品は7点制作されたと知られており、その内1点は焼失しており、本作品はまさにその焼失した作品である。

経緯

芦屋で貿易商を営んでいた実業家の山本顧弥太氏が武者小路実篤の美術館構想に協力し、当時の金額で7フラン(2万円)でスイスから購入した。

しかし1945年8月6日、広島に原爆が落とされたその日、盗難防止の為にこの絵を壁に埋め込んでいたため、阪神大空襲で自身も空襲に遭い、屋敷に火が回って絵を取り外すことができずに焼失した。別名「芦屋のひまわり」とも呼ばれており、2003年に兵庫県立美術館で開催されたゴッホ展においてもそのテーマで紹介された。

陰鬱な雰囲気

他の「ひまわり」とは異なって、燃えるような明るさがなく陰鬱な雰囲気が漂っており、まるで自身の悲しい運命を例えているかのように見える。

そして他の作品と決定的に異なっている点は、花瓶の足元に2輪の向日葵の頭が配置されていることである。背景においても、他の作品では「黄色い家」を暗示する黄色が用いられているが、本作品では向日葵の黄色や橙と補色関係にある深い藍色が用いられている。

大塚国際美術館が原寸大の陶板で再現し、2014年10月1日から展示している。

基本情報・編集情報

  • 画家フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名ひまわり(5本)
  • 制作年1888年-1888年
  • 製作国不明
  • 所蔵山本顧弥太氏旧蔵、現在は消失 (日本)
  • 種類油彩、画布
  • 高さ98cm
  • 横幅69cm
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