作品概要

古い港の眺め、サントロペ》は、画家のピエール・ボナールによって制作された作品。制作年は1911年から1911年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《古い港の眺め、サントロペ》は、フランスの画家ピエール・ボナールによって1911年頃に制作された油彩画である。メトロポリタン美術館に所蔵されている。

ナビ派の創設者

ピエール・ボナールは、ナビ派(ナビは「預言者」という意味)と呼ばれる画家グループのメンバーであり、創設者でもあった。均一な色の領域を使用し、3次元的立体表現を放棄するというナビ派の教義に従ってはいたものの、ボナールは曖昧な象徴主義の主題には興味がなく、神秘主義者でもなかった。代わりに、彼は身の周りのシンプルな日常生活の場面に満足しており、魅了されていた。このためボナールは、身近な場面を描く画家と言う意味で「親密派」と呼ばれてきた。

地中海の港の風景

1911年、ボナールはフランスの地中海沿岸のサントロペへ3回旅行をした。リゾート地と知られるサントロペは当時、まだ小さな漁村であった。この作品はおそらく、友人であるポール・シニャックとともに宿泊した夏の2回目の訪問の際に描かれたものである。シニャックはこの地にアトリエを構えており、そのことが多くの画家が訪れるきっかけともなった。

市庁舎広場からの風景であるこの作品では、古い港はその狭い道とともに、埠頭に面した2つの建物の間に見えている。何人かの人物が、通りに描かれている。紫色の影で示された中央の人物以外のすべての人物の形は、光によって拡散され、風景に溶け込んでいる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエール・ボナール
  • 作品名古い港の眺め、サントロペ
  • 英語名View of The Old Port, Saint-Tropez
  • 分類絵画
  • 制作年1911年 - 1911年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ83.8cm
  • 横幅86.4cm
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