作品概要

バルコニーから》は、画家のピエール・ボナールによって制作された作品。制作年は1909年から1909年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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《バルコニーから》は、フランスの画家ピエール・ボナールによって1909年に制作された油彩画である。メトロポリタン美術館に所蔵されている。

ナビ派の創設者

ボナールは、ナビ派(「ナビ」は「預言者」と言う意味のヘブライ語)と呼ばれる画家グループの創設メンバーであった。しかしボナールはナビ派のメンバーではあったものの、曖昧な象徴主義の主題には興味がなく、神秘主義者でもなかった。代わりに、彼は周りのシンプルな日常生活の場面に満足しており、魅了されていた。このため、彼は身近な場面を描く画家と言う意味で「親密派」と呼ばれてきた。

グループが1900年以降に崩壊し始めると、ボナールは鮮やかな色調の野獣派の画家からインスピレーションを得て、色の装飾的、審美的な可能性を探求し始めた。

牧歌的な夏の光景

この作品でボナールは、牧歌的な夏の日を捉えている。場所は、グルノーブルの北西にあるイゼール地方の小さな町、ル・グラン=ランにある家である。彼は、母エリザベス・メルツドルフが所有していたこの場所にとても魅了されていた。ボナールが描いたこの地の最初の風景は、庭園と公園であった。この作品を描いた当時、画家の妹のアンドレとその夫、作曲家のクロード・テラスがそこで夏を過ごしていた。

バルコニー越しに、さまざまな緑に満ちた庭の風景が広がっているのが見える。2匹の犬と1匹の猫とともに遊んでいる5人の子供たちが、欄干を通して垣間見える。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエール・ボナール
  • 作品名バルコニーから
  • 英語名From the Balcony
  • 分類絵画
  • 制作年1909年 - 1909年
  • 製作国フランス
  • 所蔵メトロポリタン美術館 (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ124.5cm
  • 横幅99.4cm
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