作品概要

桟敷席》は、画家のピエール・ボナールによって制作された作品。制作年は1908年から1908年で、オルセー美術館に所蔵されている。

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《桟敷席》は、フランスの画家ピエール・ボナールによって1908年に制作された油彩画である。オルセー美術館に所蔵されている。

制作の背景

ブリュッセルの美術商だったアレクサンドル・ベルネームは、1880年代後半にパリに移住し、画廊を開設した。すぐに二人の息子、ジョスとガストンが画廊を手伝うようになった。1900年前後は、印象派の作品を主に扱っていた。兄弟はナビ派の画家、特にピエール・ボナールとフェリックス・ヴァロットンらと親しく交流し、多くのナビ派の作品を購入、収集した。後に、彼らは1908年に制作されたこの素晴らしい作品《桟敷席》を含む、家族の肖像画を依頼した。

画廊の兄弟たち

パリのオペラ座の桟敷席が描かれた本作が取り扱っているのは、19世紀後半に非常に人気のあった「モダン」な主題である。中央には兄弟の一人、ガストンの姿があり、右には義理の姉妹のマティルド、左に妻のスザンヌ、その後ろには兄のジョスがいる。

形と色

これは依頼されて描かれたものだが、ボナールは本作の制作を通し、形と色についてのアイデアを発達させた。ガストン・ベルネームの顔は、上半分が切り取られている。彼の両側に、ボナールは対照的な二つの色の帯を展開した。左の人物たちはオレンジ色の光に浸されているが、右にいるマティルドは、濃い赤色の背景に閉じ込められ、完全に分離している。

人物たちは誰も視線が合っておらず、退屈な印象を与えている。これは、マネの《バルコニー》を連想させる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエール・ボナール
  • 作品名桟敷席
  • 英語名The Box
  • 分類絵画
  • 制作年1908年 - 1908年
  • 製作国フランス
  • 所蔵オルセー美術館 (フランス)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ91cm
  • 横幅120cm
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