作品概要
《荒れるカダフィ政権》は、画家の作者不明によって制作された作品。制作年は?。

背景
リビアの軍人であり政治家であったカダフィ(カッザーフィー)は、1969年のリビア革命によって政権を獲得した後、2011年に至るまで長期にわたり独裁政権を維持した。しかし、アラブの春に誘発された2011年のリビア内戦によって政権は崩壊、自身も反カダフィ派によって殺害された。
風刺画
2011年に内戦がはじまって以来、多くのカダフィを風刺する作品が描かれた。各国の新聞や雑誌以外にも、反政府デモの拠点となった広場には多くの風刺画が並んだ。
政変で失脚したムバラク前エジプト大統領とベンアリ前チュニジア大統領に「経験者に聞け」と語りかけられながら蹴られるカダフィ、ドラム缶の石油をがぶ飲みしてパンパンに膨らんだ腹、火あぶりにされる姿、「泥棒」「戦犯」などの書き込みがされた作品など、民衆を抑圧してきた独裁者への怒りがにじんだ作品が多数生まれた。
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