作品概要

アルルの女》は、画家のフィンセント・ファン・ゴッホによって描かれた作品。制作年は1888年から1888年で、メトロポリタン美術館に所蔵されている。

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本作品は1888年11月頃に制作された。モデルである女性はカフェ・ド・ラ・ガールの主人の妻であるマリー・ジヌーである。ゴッホはアルルに滞在していた当初、「黄色い家」を借りるまではジヌーが店主を務めていた南仏アルル駅前のカフェに滞在していたという。

作品のジヌー夫人は左斜めから描かれており、濃い緑色の円机に肘をつき、視線は机に置かれている数冊の本に向けられている。背景は淡いレモン色となっており、ジヌー夫人が身に着けている衣服は背景とは対照的な黒と紺青色が引き立っている。なお、ゴッホはジヌー夫人が身に着けていたこの地方独特の衣装に強く関心を持っていた。表現手法では太く感情的な筆触や、強烈な印象を与える原色的アプローチにはゴッホの芸術的な確信が感じられる。

構図の基となった素描は1888年にポール・ゴーギャンが描いた。またゴッホが描いた同様の構図が4点ほどある。4点のうち3点は黒い衣服であるが、1点はピンク色の服であり、それは最も傑作とされている。ピンク色の衣服の作品は個人蔵だったが、2006年5月にニューヨークのクリスティーズで4033万6000ドルという高額で落札されたが、落札者は明らかにされていない。黒い衣服の作品の1つはオルセー美術館に所蔵されている。

基本情報・編集情報

  • 画家フィンセント・ファン・ゴッホ
  • 作品名アルルの女
  • 制作年1888年-1888年
  • 製作国不明
  • 所蔵メトロポリタン美術館
  • 種類油彩/画布
  • 高さ91.4cm
  • 横幅73.7cm
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