作品概要

バレリーナ(踊り子)》は、画家のピエール=オーギュスト・ルノワールによって制作された作品。制作年は1874年から1874年で、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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『バレリーナ(踊り子)』は、印象派の画家ルノワールが1874年に開催された第一回印象派展に出品した7作品のうちの一つである。後に「印象派」と呼ばれるほかの画家たちの作品とは対照的に、ルノワールの作品は比較的高く評価された。他の多くの作品と同様、デッサン力が欠けているという一部の批判はあったものの、その優雅ささとかわいらしさ、そしてその写実性と独自の着想は賞賛され、「バレリーナは本当に生きているようだ。そして、繊細な優美さを兼ね備えている」とも評された。またバレリーナのポーズは「新鮮で生き生きとしている」とも言われた。

『バレリーナ(踊り子)』は当然ながら、同じく印象派の作家でありルノワールの盟友であるエドガー・ドガの作品を思い起こさせる。ドガが、無防備な休憩中の踊り子たちの様子を描写していたのとは対照的に、ルノワールは正式な肖像画として描くことを好んだ。モデルを絵の構図の中央に配置し、人物が画面の大半を占めるという伝統的な肖像画の形式を借りつつ、新たな絵画のあり方を表現しようとしていたのである。

構図や描写が優れているだけでなく、ルノワールの最も特筆すべき点はその筆遣いの巧さである。踊り子の顔を際立たせる繊細な筆づかいから、背景におけるラフなストロークまで、さまざまな表情が画面の中に表現されている。

歴史的な第一回印象派展の4年後、本作品は小さいながらも重要な印象派作品のコレクションを有するシャルル・アンリ・デュドンに購入された。彼はその後、さらにルノワールの作品5点を購入することとなる。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエール=オーギュスト・ルノワール
  • 作品名バレリーナ(踊り子)
  • 分類絵画
  • 制作年1874年-1874年
  • 製作国不明
  • 所蔵ワシントン・ナショナル・ギャラリー
  • 種類油彩・画布
  • 高さ142cm
  • 横幅93cm
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