作品概要

街の上で》は、画家のマルク・シャガールによって描かれた作品。制作年は1918年から1918年で、トレチャコフ美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

『街の上で』は、1918年にベラルーシ・リオスノで完成した。ロシアの首都・モスクワにあるトレチャコフ美術館で現在展示されている。

シャガールは、浮遊する自分自身と妻のベラを描いた作品を作成した。?本作は二人の結婚の記念として描かれた。『街の上で』は、シャガールが幼少時代に育った小さな町であるビテブスクの上を妻と一緒に幸福の翼に乗って飛ぶ様子を表現している。シャガールは空中で妻を抱きかかえ、妻のベラは片手を空気をつかむように上げている。

地上の家は、背景で1軒の赤い家を除いて、すべて同じ色に塗られている。そして、ほとんどの家の周りに木製のフェンスがある。空は白く、浮遊する二人はその中で目立つように暗い服を着ている。すべての夢、現実、子供の頃の夢と大人の自信が融合している。そしてズボンを下ろしているホームレスの男がフェンスの下にいる。フェンス越しに隠れていて、誰もそれを見ていないと思っている。尻を出すことは侮辱の意味があり、幼少の頃から住むビテブスクのユダヤ人地区を追い出された作者自身の体験から、ナチスに対しての軽蔑を表しているとされている。

また、別のフェンスではヤギは、平和的に庭の草をむしゃむしゃ食べている。それらは絵の素晴らしさと反対に場違いな印象を受け、阻害された愛を表すとされている。そして欲望のために障害物がない自由で夢のような世界を描いている。非論理性、非合理、物理学と論理の法則の歪みは、シャガールの絵画世界の特徴である。本作は人を描いているのではなく、むしろ彼ら二人の魂を描いていると言っても良い。

基本情報・編集情報

  • 画家マルク・シャガール
  • 作品名街の上で
  • 制作年1918年-1918年
  • 製作国不明
  • 所蔵トレチャコフ美術館
  • 種類油彩
  • 高さ45cm
  • 横幅56cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 街の上での感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。