作品概要

日除けをかぶる自画像》は、画家のジャン・シメオン・シャルダンによって制作された作品。制作年は1776?年から1776?年で、シカゴ美術館に所蔵されている。

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《日除けをかぶる自画像》は、フランスの画家ジャン・シメオン・シャルダンによって制作された油彩画である。シカゴ美術館に所蔵されている。

パステルへの転向

シャルダンは、静物画や風俗画の画家として長年の成功を収めた。そしてキャリアの最後の十年で、新しい媒体であるパステルや、新しい主題、肖像画(特に自画像)へと転向した。鉛をベースとした油絵の具の匂いにより視力が悪化したことが、この劇的な変化のひとつの要因であった。粉状のパステルは、曖昧な笑顔や表情、上流階級のモデルの柔らかな優美さを表現するのに優れた媒体であった。この作品では、濃密で強烈なパステルが、慣習に反抗した画家の個性を描き出している。

晩年期に描かれた自画像

現在知られているシャルダンの、パステルによる13作の自画像の中で、最も有名なものといえるのがこの作品である。70歳代の巨匠の色彩家は、ここでは楽しげで自由な筆遣いや色調を使用している。それにもかかわらず、人物の構成は堅実で厳格であり、画家シャルダンの強烈な存在感をもたらしている。

妻の肖像画と同時に制作された作品

この作品はもともと、1775年のサロン出展のために描かれた画家自身の妻の肖像画(ルーヴル美術館蔵)と同時に制作された。一年後、シャルダンは大胆な勇気でこのペアの肖像画を複製した。この一年後に制作された夫婦の肖像画は、シカゴ美術館のコレクションで再会するまで、ほぼ200年間にわたって離れ離れとなっていた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジャン・シメオン・シャルダン
  • 作品名日除けをかぶる自画像
  • 英語名Self-Portrait with a Visor
  • 分類絵画
  • 制作年1776?年 - 1776?年
  • 製作国フランス
  • 所蔵シカゴ美術館 (アメリカ)
  • 種類パステル
  • 高さ45.7cm
  • 横幅37.4cm
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