作品概要

黄色い髪の女》は、画家のパブロ・ピカソによって描かれた作品。制作年は1931年から1931年で、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館に所蔵されている。

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「黄色い髪の女」はシュルレアリスム(超現実主義)の時代の作品であり、1931年に制作された。

1927年1月11日、ピカソは、フランス・パリのギャラリー・ラファイエット前にて、マリー・テレーズ・ウォルター(Marie-Thérèse Walter) と出会った。当時、マリー・テレーズは17歳であり、ピカソはオルガ・コクラヴァ(Olga Khokhlova)と結婚していたが、ピカソとマリー・テレーズは親密な関係になった。本を読む姿、鏡を見つめる姿、寝ている姿などマリー・テレーズをモデルとした作品は数多く描かれ、1927年だけでも静物画5点が制作された。

ピカソは、作品に「MT」「MTP」とイニシャルを入れ、マリー・テレーズとの関係を暗に表している。作品では、愛人であるマリー・テレーズの寝ている姿がシンプルに描写されている。ブロンドの髪のマリー・テレーズは、豊満でしなやかな体である。額から鼻までは一筆書きのような曲線にて描かれ、マリー・テレーズのしとやかな寝顔が表現されている。また、マリー・テレーズをモデルとした作品において寝ている姿は象徴的であり、最も多い描写であるといわれる。

寝ている姿より、ピカソとの仲睦まじい、官能的な関係性が読み取れる。合わせて「黄色い髪の女」は、ピカソがマリー・テレーズに対して非常に空想的で、抽象的なオマージュを示した数少ない作品の一つといわれる。現在、「黄色い髪の女」は、ソロモン・R・グッゲンハイム美術館(アメリカ・ニューヨーク州)グッゲンハイム美術館にて展示されている。

基本情報・編集情報

  • 画家パブロ・ピカソ
  • 作品名黄色い髪の女
  • 制作年1931年-1931年
  • 製作国不明
  • 所蔵ソロモン・R・グッゲンハイム美術館
  • 種類油彩
  • 高さ100cm
  • 横幅81cm
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